みなさま、10月11~13日の連休はいかががお過ごしでしたか?10月というのに台風が日本列島を襲い、多くの方が大変なめに遭われたようです。謹んでお見舞い申し上げます。

私は私用で東京に行ってきました。13日夜、気分晴れやか♪に羽田に着くと、フライト案内の掲示板を見てあきらめ顔で払い戻しの列に並ぶ人がいっぱい。北海道に戻る便も欠航が多かったものの、予約していた便は幸い飛び立ち無事帰れました。かなり揺れていましたけど・・・。実は翌日14日大切な講座があり、飛ばなかったらどうしようかなと心配していました。

その講座とは、外国人患者さんが受診にきたときに医療機関のスタッフがあわてないための英会話なのです。医療機関まで英語講師と一緒に出向きます。私は運転手です。クリニックの待合室で、実際に使う会話を想定して練習します。この度の講座は、上野幌内科クリニックの島村院長夫人からの依頼でした。なんでもあるとき外国の方が診察に来られたもののスタッフであたふたしたため、これではいけないと、エスニコに声をかけていただき、この英会話の講座が実現しました。

14日は第4回目、ちょうど開始時期のインフルエンザの予防接種に関する英語の勉強。結構難しかったけれど皆さん頑張って練習していました。外国人医療のサポートは医療通訳派遣だけではありません。私たちNGOの仕事は、あくまでも外国人患者さんと医療機関のスタッフの皆さんとのコミュニケーションをサポートにすぎません。こうして医療機関のみなさんが積極的に外国人の患者さんのために努力をしてくださることが何よりです。しかも皆さん、とてもまじめです!

外国人が日本でし受診して困ることは確かに言葉かもしれませんが、もっと大切なのは笑顔で迎えてくれることです。英語ができなくてどうしよう!と思う前に、「ハロー!」と声をかけてみてください。あ、もちろん、英語のわかる外国人の場合ですよ! (芦田)