恒例の年度末書類作成も仕上げに入りました。毎年、もっと整理しておくべきだったとこの時期になると思いますが、繰り返す反省は役に立たないようです。

しばらく投稿を怠ってしまい申し訳ありません。しかしきちんと活動はしております。その一つの医療通訳更新者対象研修について本日は記載いたします。

エスニコでは、新年度も医療通訳ボランティアの登録を希望する通訳さん全員に対し、研修を受講することを必須としています。語学スキルやレベルアップの目的はもちろんの事、現状の通訳に関する情報や本来の活動目的の再確認も必要です。いざ通訳派遣を依頼する時になって、通訳さんが帰国してしまったり、転居して連絡先不明で連絡がつかないという惨事を防止する目的もあります。

3月27日(土)夕方から2時間、講義と演習の内容で8名が受講し登録更新となりました。医療通訳はこの一年間、感染対策のため派遣を基本中止にしてオンラインに変えています。この研修ももちろんオンラインで行うため、機材や会話のコツをつかむことも勉強になります。

今回の研修では、参加した通訳さんが声を出す機会を増やしました。オンラインでも対面でも声はとても大切です。音質や音量、抑揚で印象が変わります。なるべく個性を大切に型にはめないように長所を伸ばしたいと心がけています。そしてなぜ自分が医療通訳ボランティアとして日ごろの努力をしているかを再確認、再出発するきっかけになればこの研修は成功かなと考えています。

3月27日に都合がつかなかった通訳さんは4月17日に参加してもらう予定です。さあ、準備しなければ。