まずは長い期間、このホームページでの活動報告を怠ってしまい、大変申し訳ありません。
でも活動はとても活発に行っていましたので報告させていただきます!
エスニコでは、一般医療機関への医療通訳ボランティア派遣も実施していますが、何しろ平日お仕事を持っている通訳さんが多いため派遣数は年間に数件に留まっています。現在エスニコで最も多く派遣しているのが、HIV無料検査・相談時の英語通訳です。今期の通訳派遣はすでに昨年度の合計数を越しています。
増え行く外国人の受検者に対応するため通訳育成を強化するため、今期は「HIV感染症における通訳研修」全4回を企画、第1回5月13日、第2回5月27日、第3回6月10日、第4回6月24日に実施しました。現場できちんと通訳できるようにベテランも、新人通訳さんも含めて約10名が毎回受講しました。
全4回ともタン先生(写真右下)が指導を担当、ラストの第4回には、北大病院のHIV相談室のソーシャルワーカー富田健一氏(写真)を招いて現場ならではの話をうかがいました。
HIVの知識から患者さんの心理まで、しっかり学ンだあと、毎回英語通訳の演習も行いました。勉強すればするほど、まだまだ課題が沢山あります。この研修に参加した皆さんが優秀なだけではなく現場での配慮ある通訳として活躍することを期待しています。皆様、お疲れ様でした!