10月8日(土)午後、北大遠友学舎にて北海道主催のHIV/AIDSのっソーシャルワーク研修が開催されました。今回は在住外国人の患者に関することがテーマです。参加者はMSW(医療ソーシャルワーカー)がほとんどであり、これまでテーマにならなかった外国人患者の問題やその対応に関することが取り上げられた貴重な研修です。その中の一コマを芦田が外国人医療に関わるNPOとしてお話させていただく機会がありました。
エスニコの医療通訳には現在、医療機関派遣のほかに、札幌市の委託事業である「サークルさっぽろ」という無料HIV検査・相談での英語医療通訳派遣があり、9年続けています。この通訳は土曜の夕方ということもあり、平日勤務の職業を持つエスニコの通訳者には可能な時間帯となっています。一方、HIVの知識、配慮など身につけなければならないスキルもあり、これからも勉強が必要です。
MSWの皆さんの現場での活躍や努力をお聴きする機会となり、大変勉強になりました。また、これから起こり得る医療現場での通訳に備えて、連携が必要であると痛感しました。これを始まりとして新たなつながりを心から望みます。(芦田)